>

食品のEC化が進まないのはなぜか?

食品のEC化

前述しましたように、家電業界のEC化率は32.7%となっておりかなり高いことが伺えます。
しかし、野菜、肉、魚、果物などの生鮮食品は自分で手に取って、鮮度を確かめてから購入する方が多く、インターネット通信販売では、鮮度を確認することが出来ないため、インターネットよりも、スーパーなどの店舗で購入する方が多いと言えます。
また、インターネットで食品を購入した方のおよそ35%が、生産者や食品の産地などの情報をもっと提供してほしいと考えていて、消費者は食品に鮮度や産地の情報を乗せてほしいと考えています。

また先ほども述べましたが、食品は、電化製品とは違って、新鮮なまま早くユーザーのもとに届ける必要があります。
鮮度の良い状態を保って、より拡大されたエリアに配送を行うのには、食品だけを取り扱っている独自の物流拠点を持つことが必要になります。

地方の名産食品

一方で、地方の名産食品や都心などのおしゃれなスイーツなどにおきましては、すでに食べたことがあり味を知っていてまた購入したいというニーズや、良い素材だから食べたいという心理、口コミで話題だから食べてみたいという消費者の声があり、一定の需要があります。
たしかに、お中元やお歳暮におきましても、現在では、自宅から日本全国どこのお菓子屋さんからも(インターネット事業をされているお菓子屋さんであれば)購入し、知人や家族に贈ることができますね。

しかし、これらは、あくまで嗜好品であるために、食品業界全体のEC化にはあまり大きな影響を及ぼしてはいません。
食品のEC化率を上げるためには、生鮮食品のインターネット通信販売の利用率を高める必要があります。


この記事をシェアする