インターネット通販

先ほども申し上げました2020年の経済産業省のデータによりますと、食品や飲料酒類業界の市場規模は1兆8,233億円となっていて、この分野のEC化率はたったの2.89%となっています。 このページでは、なぜ食品はインターネット販売と相性が悪いのかを探っていくことにしましょう。

食品のEC化が進まないのはなぜか?

電化製品などの商品であれば、型番が同じであれば、同じ商品が届く…という安心感があり、家電業界とインターネット通信販売は相性が良いジャンルということが出来ます。 しかし、食品におきましては、消費者は自分の目で確かめて購入したいという需要があるために、EC化が遅れています。

食品のEC化を妨げるその他の理由

消費者は、なぜインターネット通信販売を利用するかと言いますと、便利だからです。 ほとんどの日本の方がたの近所には、スーパーやコンビニが存在しています。 したがって、実際の店舗の利便性は高く、そこで、自分の目で確かめて生鮮食品を購入することが可能であるために、なかなかEC化が進まないのです。

食品のインターネット通信販売

2020年の経済産業省による「電子商取引に関する市場調査」によりますと、2019年のインターネット通信販売の市場規模はおよそ19兆円となっています。
前年と比べますと7.65%の伸びになっています。
今後は2020年に開始された5G(第五世代移動通信システム)の利用がインターネット通信販売の活用に拍車をかけるだろうとみられています。
また、新型コロナウイルスの拡大によって、インターネット通信販売の需要が世界的に見ましても高まるという傾向があります。

先ほど述べました経済産業省の調査に置いて、インターネット通信販売の市場は、サービス、物販、デジタルの三分野で構成されています。
サービス系の分野とは、旅行やチケット販売、また飲食店の予約などが含まれており、そちらの市場規模は7兆1,672億円で、前年に比べますと7.82%の伸び、物販系分野の市場規模になりますと10兆515億円、これは前年に比べますと8.09%の伸びでした。
デジタル系分野では、(有料の音楽・動画配信、電子出版、オンラインゲームなど)市場は2兆1,422億円で、前年に比べますと5.11%の伸びとなっています。

ある経済研究所の2020年のレポートによりますと、物販系の市場におきましては、アマゾンジャパンが独走を続けており、その後をヨドバシカメラ、アスクル運営のロハコなどの総合的に商品を取り扱っているインターネット通信販売サイトの伸びが続いているようです。
これらは、同一サイト内で必要なものをまとめて購入することが可能であり、また一括で受け取れる…等の利便性が消費者を引き付けていると言えるでしょう。

さて、こういった物販系インターネット通信販売の中で、食品のネット通販の市場での伸びはどうなっているのでしょうか。
このサイトでは、特に食品のインターネット通販について調べてみます。